ある今日という一日のこと

 

 

突如 私のユニフォームが出現した

 

 

成り行きで仕上がった、が正しいだろうか

 

 

今日はその白い前開きシャツを着て、

 

初めて制服という制服で仕事をし始めた

 

 

作者は夫

 

 

縫製の仕事へ転職した相方が、まるっと縫い上げてきたのだ

 

 

私は頑固な素材を扱う一方で、

 

彼は真逆の、ぬくもりある繊維へ触れ出し

 

生地から衣服へと息を吹き込む職を選んだ

 

それも、今月から

 

素晴らしい転換期を迎えている

 

 

 

 

私ができないことを実現させてしまうなんて

 

羨ましさより、ラッキーだ

 

人生を2倍楽しめているみたい

 

 

ふたりとも感覚がとても近いから、良い、と思った物事はほぼ共感できる

 

そんな相方が形にしてくるものは、否応なしに良いもので安心感がある

 

良いものになるに違いないっていう信頼もある

 

 

彼の今後に、日々期待が強まる

 

どう歩き、羽ばたいていくのだろう

 

彼が好きでたまらなかった衣服のせかい

 

昇り、極めるも良いだろうし、全く異なる業界へ進むのも、

 

マルチになんでも出来るのも面白い

 

 

全ては彼次第

 

 

どう進もうとも、私はそばで見守り応援し続けていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日は木曜日!と目が覚めた

 

 

可燃ゴミの支度をと、片っ端からゴミを集めつつ

 

朝ごはんを食べている相方と話していたら

 

日にちと曜日が ん?となり、

 

珍しく曜日の感覚がずれていることに気付いた

 

 

ゴミ出しは昨日だったのだ

 

 

昨日から、昨日が水曜と思い込んでいたし、

 

そもそも、ずれは数日前から始まっていたのだった

 

 

仕方なく、完成させた残すは運ぶだけのゴミ袋をキュッと結ぶ

 

 

 

住居と制作スペースは、ちょうど廊下とトイレを挟んでいるのだが

 

不意に目をやった先に なんとムカデがいるではないか

 

トイレの扉の前に、なんてこった

 

 

この家で3度目

 

対でいると聞くムカデが奇数になってしまった

 

ということは、まだ片割れがいるかもしれない

 

 

動じないまではいかないが、プチサプライズに慣れつつ怯む私

 

 

 

去年初めて遭遇した回では、部屋へ1プッシュすると蚊がいなくなる、という

 

ちっさな缶を30回くらい直噴射させて撃退した

 

 

引っ越し後間もない頃で、害虫駆除アイテムが充実していなかったからだ

 

その時苦しそうに暴れるそれに、うえーとなった

 

 

 

2回目はしばらく月日が経ち

 

網戸へ吹き掛けると小虫が中へ入らないよ というスプレーを多量に使った

 

 

どちらも直接使うべきものではない

 

 

 

今回は違う

 

ハチバスターだか、そんな名前の対ハチ銃を構える

 

さすが強力なだけあって一瞬であった

 

ただトイレの前というのが悔やまれる

 

 

 

 

 

 

今日は毎日やってくる

 

 

特別でもなんでもないのに、同じ日は一度としてない

 

 

 

来月から釧路市Norahさんで個展が始まる

 

その追い込みを、今日も

 

頭も、手も、足も、フル稼働しています